9~12月 土づくり(育土)
収穫を終えた田んぼには、稲わらと稲株が残っています。それらを土と混合することで次年度のベースを作ります。
土中の栄養を補うために堆肥・有機石灰・水酸化マグネシウム等を散布し、耕転(トラクター)作業を行います。この際、栄養分の不足分が予測しにくいため、時には分析装置で確認を行いながら慎重に作業をしています。
一度、田んぼに投入した肥料は回収できないので、稲の育成、土中の微生物や小動物への影響を最小限に抑えるためにも毎年「散布物が多すぎないように」と心掛けています。